中小企業の経営者
作成日 2000/6/29
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

日本の情報化に関する人材育成について「産業構造審議会情報産業部会人材対策小委員会中間報告」が発表されています。
http://www.miti.go.jp/report-j/g90621cj.pdf

この中にCSOという言葉が使われいます。CSO(ChiefStrategicOfficer)は企業戦略を担当する役員。つまり社長かそれに準ずる人になるわけですが企業戦略を立案する人、スタッフの育成が重要で、具体的な情報化戦略はアウトソーシングを活用することを提案しています。その上で情報化の人材育成について検討しています。

経営戦略は非常に重要な物ですが、実際に創業する事を考えるとまず必要な人材は「営業」そして次に「技術」となるでしょうか。そして「経理」。その次に「経営戦略」そしてその後に「情報システム管理」の人材になるでしょう。企業規模が大きくなるにつれて必要な人材が増えていきます。中小企業に戦略がないのはその企業の段階がそのレベルにあるというだけで、決して駄目だとかそんな話でもありません。

実際に中小企業経営者とあっていると実は、社長は経営者ではなくてトップ営業マン、代表取締役営業部長だったりします。ただし超一流の営業マンなのは確かです。経営は意思決定といわれますが、営業部門の意思決定以外は流れにまかせている社長はかなり多くいます。


日本の中小企業特に製造業は、世界中でもトップクラスにあると言われています。経営戦略がないのに何故レベルの高い企業活動をおこなえているのか?
これ僕が思うに「ケイレツ」が大きな原因だと思っています。
特に中小製造業の場合、急にISO9000sに取り組んだり情報化に取り組んだりしますがこれほとんどのケースが親会社、発注元からの要請から始まっています。そして人材の派遣「出向」が行われています。考えてみると経営を親会社に委託するアウトソーシングを行っているような形で、経営コンサルタントが出向の形でやってきます。

では、中小建設業の場合どうか。建設業の場合公共工事を受注する企業は、独立した企業が多く「経営戦略」が必要になる段階が早くにきます。
しかし発注元から経営指導されたり出向されたりなんて事はありません。いやあるかもしれないですが、それは「経営戦略」ではないです。

早い段階に内部の経営戦略立案能力、外部のスタッフ活用環境を整備しなければならないのです。
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