経営者にとって最も大事な物
作成日 1999/11/17
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

マーケティング戦略というものがあります。これは「まぁ経営とはこうするものよ」と学者の人が考えた物ですが、有名な手順は

 理念→SWOT→ドメインの設定→4Pの設定

という物が有名です。「SWOT」とは外部環境の機会と脅威を分析する事、それと内部環境の強みと弱みを分析する事です。「ドメインの設定」とは自分の住む領域を分析の結果決める事です。

 例えば外部環境「公共工事は減少する」これは脅威です。「インターネットを利用した建設業界に変わる」これはITに強い建設会社であれば機会(チャンス)になります。内部環境(自社の状況)を分析すると「特段施工の技術力でアピールするものはない」これは弱みになります。しかし強みとしては「施工管理の実績は豊富で協力会社・顧客(官公庁)への緊密度はかなりもっている」こんな企業だったとします。
 この企業の場合すむべき場所(ドメイン)は施工管理に特化したコンスタラクションマネジメント会社だと判断できるかもしれません。
ここまでくれば4Pを設定する事になります。4Pとは製品(PRODUCT)・価格(PRICE)・流通(PLACE)・広告(PLOMOTION)の4つをうまくくみあわせて設定したドメインの中で闘うという事になります。
 こういった手順は、成功している経営者は意識しないで行っておますし、経営コンサルタントのアドバイスも受ける事でも実現可能です。

しかし、一番重要なものは最初の「理念」です。「理念」とは何か色々説明する書物がありますがいまひとつピンと来ません。私が勝手に思うに「理念」とは「夢」ではないでしょうか。「夢」青臭い言葉ですがアメリカのIT関連の会社は夢で「金」を調達しています。ナスダック市場での資金調達は「夢」を投資家に語る事により株価が上がり増資などにより資金調達が可能なのです。
「人」もストックオプションという株式付与によって集まってきます。「物」も「金」を使って調達可能です。

「夢」というものが「人」「物」「金」といったものを引きつける事ができる原動力になっているのです。日本でもナスダックジャパンやマザーズなど「夢」を語ることによって企業を成り立たせる事が出来る状況に徐々になってきています。「夢」これは会社にいる従業員や経営コンサルタントでは作り出すことができません。経営者だけしか話せないものなのです。経営者にとってもっとも重要な物は「夢」だと僕は思ってます。
| HOME | BACK | PAGE TOP |