低価格入札制度
作成日 1999/11/12
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

大阪でも公共工事の価格が下落しているようですが、特に電気、消防あたりの工事は酷いらしく無理して受注しても赤字なのでもうあきらめているなんて話がでたりします。こんな話を聞きながらあれ最低制限価格があるので無茶しても落札できないのでは???と思っていたのですが、色々調べていると低価格調査制度というものがありました。
 通常公共工事の場合、最低制限価格をというものが決められています。建設会社がこの最低制限価格以下の値段で入札すると失格となるわけでダンピングを防ぐ効果があるわけです。一方「低価格調査制度」これも官庁が積算をおこなって最低制限価格のような調査価格を決定するのですが、この価格を下回っても失格とはなりません。下回った価格で入札した業者は調査を受け本当にきちんとした工事ができるのであれば落札できるようになっています。この制度「行政監察局」の平成7年6月の調査では調査官公庁の10%ほどが導入していると報告されています。最低制限価格の廃止はやはり公共工事の低価格化へ流れているようです。平成10年度に導入している熊本市では工事費1億7千万円の削減がはかれたそうです。 しかしこういった低価格化がおこると品質面で問題が発生する可能性がでてきます。低入札価格制度を導入した長崎県では業者間の価格競争が激化、調査のテマが相当かかるようでとうとう最低制限価格を復活させたようです。

 価格といものは非常に難しいものです。最近は予定価格の事前公表、事後公表を検討する市町村が増えています。今日も大阪で予定価格漏洩の件で捜査がおこなわれているようです。建造物のライフサイクルコスト全体をみて適切な価格、適切な品質を保てる入札制度の研究が相当必要ですね。。。。。

長崎県 http://www.jcnet.co.jp/kensetu/news/n9802/n980205_6.html
かまくら市 http://www.hamakko.or.jp/~dcj03216/kamakura.html
熊本市 http://www.kumanichi.co.jp/dnews/990801/kiji1.5.html
行政監察局 http://www.somucho.go.jp/kansatu/koujib.htm

| HOME | BACK | PAGE TOP |