建設業者数の本当のところ
作成日 1999/11/27
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

建通新聞に経審の事が掲載されていましたが、そこに不況なのに業者数が増えている事が書いてありました。他の建設業関係の報告書でも業者数の増加について書かれている物が沢山あります。全体的に発注量が減少しているのに業者数が増えているのは何故かといった話です。

 建設業の許可を代行させていただいている自分からみればどれも的はずれだと感じます。建設業者は全国に56万社あるといわれていますがこれは建設業の許可を持っている業者の数です。この数字が急速に増えている事を色々書いているのですが、建設業の許可が必要な企業は、500万円以上の工事(建築工事業は1000万円以上)を請け負う企業です。500万円以下の工事ばかりするのであれば許可はいりません。ところが最近小規模な工事しかしない親方のような建設業者が許可を取得したいと相談しにきます。

 この様な人の許可をとりたい理由は、融資申し込みの場合と元請からの要請がほとんどです。特に最近多いのが元請から「許可がないのだったらもう来なくて良い」と言われたというケースです。元請側は環境が厳しいのでなにかにつけてなんとか下請先を選別したいとの空気が流れているのでしょうか。

 ある資料では建設業者の開業率が高まっているとしていましたが、建設業の許可という物は経営経験の必要が要件になっており建設業をしたいからといってすぐに許可が取れるわけではありません。許可業者数が増加しているから建設業者の開業率が上昇しているという判断はあまりに短絡的ではないでしょか

| HOME | BACK | PAGE TOP |