経営者の給与の源泉
作成日 2000/11/16
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

先週のNHKの番組「プロジェクトX」でセブンイレブンの創設期の話を放映していました。流通業の素人達が全くのゼロからハーバードの教科書にのる経営手法を生み出していく話です。感動的な話でした。

第一号店を立ち上げた当初全く売れない商品と、すぐ売り切れる商品がある事に気づき売れ行きのデーターを収集するシーンがありました。いわゆる「単品管理」です。データー収集といっても売れた数を「正」の字で、手作業で集計します。寝ずの作業だったそうです。
集計されたデータから「売れる商品」をみつけ陳列すれば売上は上がる。非常に単純な理屈ですが当時の流通のプロ達はそんな事思いもよらなかったそうです。セブンイレブンの素人集団はこれを実行。その後、在庫問題、仕入問題などさまざまな問題を見つけ解決していきます。

現在これはPOSレジを使って収集する情報化を行っているのは周知の通りですが、そもそも「集計したら売上が上がる、利益があがる」という理屈があったからこそ情報化をおこない、現在の成功に結びついたわけです。

この話で考えさせられたのは、「集計したら〜」というところはセブンイレブンの幹部が考えたわけで、店長さんが考えたのではないところ。マネジメントの側が解決策を考えたわけです。
現場が限界まで努力しているのに、市場が更に努力を求めてくる場合、解決するには新しい考え方が必要になります。これを行うにはマネジメント側の人間の力が必ず必要です。

経営者の給与は、顧客→営業→施工 この流れでうまれた付加価値をうまくまとめ上げる役割から生まれます。中小企業の経営者の給与の源泉は3つ。

「出資金・個人保証の保証料」
「営業・施工などを経営によってサポートしているコンサルタントフィー」
「営業部長・工事部長などの代わりとして労働している給与」


この3つと考えられます。

今経営者の給与はどんどん下がっています。これを元に戻すためには「経営によるサポートの役割」を高めなければなりません。

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