経審完成工事高評点(X1)の仕組
作成日 1999/5/27
改訂日
Ver.1


平成10年7月の経審改正により売上高評点の評価割合を低下させましたが、いまだ経審評価割合の中で最も重視されています。そこでまず経審の評点向上を考える上で完成工事高評点の算出の仕組みを記載します。

●完成工事高評点(評点X1)の算出
経審では各工事種別毎に2年間の平均完成工事高を算出してこれを階層別に区分して評点を算出します。ポイントは2つ業種別と階層別です。
 経審では土木、建築など業種別に評点が算出されます。ですので売上高も全体の売上高ではなく土木、建築など業種別に計算されます。また以下のように一定の売上高に到達しないと評点が変わらない階層別の評点算出方法になっています。
完成工事高評点の算出表(一部抜粋)
X1評点 完成工事高
 767   2億円〜 2.5億円
 743 1.5億円〜   2億円
 720 1.2億円〜 1.5億円
 696   1億円〜 1.2億円
 672 0.8億円〜   1億円
 660 0.6億円〜 0.8億円
 (参考例)
土木工事の売上高が1億7千万円でも1億9千万円でも評点は変化しない。1億9千万円と2億円では総合評点12点変化する。
 
●売上高評点を向上させるためには

階層別に評点がでますので売上が増減しても階層に到達しない場合評点は変化しませんので、来期どれだけの売上高が計上できれば評点向上できるかを明確にしておく必要があります。目標に向かって営業活動を行うよう営業計画を立てなければなりません。
以下に売上向上のために整理しておくべき資料を列記しておきます。
@評点向上へ必要な売上高 A過去3年の売上高変化 B顧客別の売上高C損益分岐点分析D収益性分析E付加価値分析

完成工事高3年平均
 完成工事高は2年間の平均値によって算出されるのが基本ですが、平成10年より3年平均の選択が可能になりました。経審を受ける時点では、より有利な方法で経審を受けられるようシュミレーションを行って2年平均か、3年平均かを選択しなければなりません。

売上高の積み上げ
売上高は工事種類別に評価されますが、舗装工事・とび・土工工事・鋼構造物工事など専門工事種類から土木一式工事・建築一式工事へ売上高を合算できる制度があります。貴社の経営方針からみてどの様に合算するのが有利かを考えて申請する必要があります。詳しくは専門の行政書士などへお問い合わせ下さい。
3-2技術者評点の仕組み→
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