同時並行設計
作成日 2000/4/14
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5


CALS(Continuous Acquisition and Life-cycle Support)の本を読むと難しい言葉が一杯でてきます。その中でも特に良く出てくる重要なキーワードはCE(Concurrent Engineering)、PDM(Product Date Manegement System)。この2つは良く出てきます.

今日はCEについて。CEは直訳すると同時並行設計という事になります。僕の勉強本「中小企業診断士情報科目合格対策97’(生産情報システム)」技術士・診断士の三宅幹雄氏著ではこう説明しています。

>顧客ニーズを満足する完成度の高い製品を短期間に開発することを目的とし、従来、関連部門ごとに直列的に行ってきた作業を、同時並行的、協調的、システマティックに行う仕組みと手順を言う。<

普通設計をして施工をするという順番になるのが当たり前ですが、CEの場合極端に言えば、設計をしながら同時に施工をする。そんな形を目指しています。そうすればさっさと建物が建つのでお客さんは喜ぶ、ゼネコンも金融負担が軽くなる。地域への騒音など迷惑も少なくて済む。とっても良さそうです。

設計をしながら同時に施工をする状況を考えてみると、設計屋さんと施工屋さんが協力しながら仕事をしないと出来ません。設計がどこまで進んでいるのか、施工がどこまで進んでいるのか互いに情報共有できないといけません。そこで「データ表現の標準化」「工程管理」「共通インターフェイス」が必要になってきます。
同時並行的に作業をやってもチンタラ仕事をするのでは全く意味がありません。ですのでさっさと意志決定するための「組織」「コミュニケーション基盤」「意志決定支援技術」「シュミレーション技術」などが必要になります。なにしろ光の速さ(Light Speed)で仕事をしないといけないんですから。

企業は顧客の要求に応えられないと生きていけません。が、お客さんは目茶な要求をします。とっても性能が良くて、安いやつ作ってくれと。そんな無茶な要求でもなんとか応えていかないと、気がつくと他の人が応えるようになっていてこっちは淘汰されてしまいます。
そんな無茶に応えるためCEの様な事に挑戦していかなければなりません。。。大変な世の中です。。。
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