コスト削減(基礎知識)
作成日 2000/11/14
改訂日 2000/12/27
Ver.1.5

●原価引き下げ

原価管理には2つの面がある「実際ロスの削減」と「機会ロスの削減」あります。
実際ロスを減らすには、標準を守らせることが基本。標準的にかかる原価を決めておいてそれを上回らないようグラフなどを作る「目でみる管理」をおこなう。

「機会ロスの削減」は知らないことによっておこるロスを減らすこと。
工法・機械化など他の会社・業界がやっているコストダウンの方法を知らないでロスがうまれて来ることが多々ある。それを減らすということ。

これには、作業の改善。プロセスの改革を行う。プロセスの改革には、
1、E 業務フローの5W1Hの分析
2,C 2つの工程を1つにできないか検討
3,R 工程の順番を入れ替えられないか検討
4,S 自動化

このプロセスでコスト削減を考えなければなりません。

●コストの把握

「営業の見積がひどいと相談される場合、大概適切な原価の情報を営業に与えていない場合がおおい。」という話を聞きました。ではどうやってコストを把握するのか?簡単な順に3つ説明されました。

1,町工場方法
町工場の社長が見積もるとき、工場運営1日に最低必要な粗利額を把握しておりそこから逆算して見積をおこなっています。これを1日出来高逆算法といいます。

2,工数見積法
ベテランの人に図面を見せて見積をさせるとだいたい正しい見積額が出てきます。そこで何をみて判断したのかを聞いていきます。すると角の数とか、長さとか色々な要因があるのがわかります。
そこでこの要因と価格を重回帰分析すると積算の根拠が浮き彫りになり、コストを決定する要因がはっきりします。
こうするとアルバイトの人でも積算する事ができます。

3,工数データベース・コストテーブル法
過去の原価データ、実績データをデータベースに登録してコスト決定要因を把握します。

様々な方法があるようです。原価管理とはムダをなくす事です。そのためには一体何がムダなのか、はっきりした基準を示しておかないといけません。建設業の場合実行予算案の適切な立案になります。

●機会ロスの削減

機会ロスの削減という事を書いてますが、知らないためにおこるムダを防ぐには中小企業ではやはり外部教育機関、コンサルタントなどを利用するのがまず考えられる手段です。

労働省系の助成金に教育訓練を助成するものがありますので紹介します。


「雇用調整助成金」
教育訓練で休業させる場合に賃金日額の2/3 教育訓練費3、000円最大200日間助成してくれる制度があります。土木、建築、舗装、冷暖房設備工事などが指定業種になっています。
http://www.mol.go.jp/topics/seido/etc/antei/text05.htm

建設教育訓練助成金(雇用能力開発機構)
こちらは、通信教育などの教育訓練費を助成してくれる制度です。雇用能力開発機構に対象講座の一覧表があるそうなので入手してきます。
http://www.ehdo.go.jp/gyomu/index5.html
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