PDM
作成日 2000/4/18
改訂日 2000/12/27
Ver.1

共立出版社(株)出版の「CALSの実践]CALS取り組み事例には以下の様に書かれています。

>>>>>>[設計におけるCALS]
CALSはこうした設計関連情報の統合データベース化、すなわちPDMシステム構築はもちろんの事、さらに、企業活動全般にわたるデジタル化、標準化を求めている。〜<<<<<

>>>>>[製造におけるCALS]
これからのCALSに対応した生産システムの要件としては、80年代90年代のシステム目標である高度多種少量生産という製造部門に閉じたシステムの再提起かから脱しなければならない点である。そのためには、イントラネット、LANによる設計、製造管理部門とのPDMを介したコンカレントエンジニアリング体制の構築、インターネット、エクストラネット接続による顧客満足度を指標とする品質管理部門、営業部門と一体となったBPRなど、企業の壁を越えた広域対応のシステム化が求められている。<<<<<<

この設計製造におけるCALSを読むとPDMというのがCALSにとって非常に重要な物であるのがわかります。建設省や岐阜県のCALSのイメージに出てくる統合データベースというものもPDMが大きな割合を占めていると考えられます。ではPDMというのは何でしょう。僕の勉強本によると

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PDM(Product Data Manegement System:製品データ管理システム)
製造業において自社の製品関連情報を一元的に一貫管理し、開発、設計、調達、製造、販売等各部門の担当者が必要なとき、必要情報を、必要場所で取り扱えるようにしたシステムである。〜(中略)〜下記の3要素により構成されCE,CALSに必須。

a)ファイル管理:CADデータ、技術文書等のデータと属性を管理する
b)製品構成管理:製品の部品構成表を管理する
c)ワークフロー管理:検図、承認などの設計プロセスを電子的に管理する
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となっています。要するに製品を作るのに必要な設計、製造のデータが一杯はいったデータベースという感じです。PDM,CE,CALS理解のポイントには「PDM,CEは企業内合理化であり、CALSは企業社会の合理化である」となっていますので各企業でこのデータベース(PDM)を作り、各企業、各個人相互で共有する。これがCALSの考える社会の姿のようです。

こんなデータベースがあればすごく仕事の効率が上がりそうです。「あの書類はどこにあるのですか?」「この仕事どうやってやればいいのですか?」なんていちいち上司やお客さんの邪魔をして聞かなくてもDBを見ればわかります。CEを実現するためにも必須なのは理解できます。

私PDMというものがどんな物か見たことがありません。大手ゼネコン、建設省あたりにはこれがあるのでしょうか。今現在このデータベースはどこにあるのでしょうか。統合データベースにアクセスできるととても便利なのは理解できます。単価、CADの部品等がダウンロードできたらすごく便利でしょう。僕なんかでも各企業の勘定系データベースにアクセスできればすごく仕事速くなります。しかし僕の周りにはそんなデータベースありません。僕がCALSをCommerce At Light Speed としか理解できないのはこの統合データベースがどこにあるのか理解できないからかもしれません。

このデータベースは自分の事務所のパソコンに作る物なのか、顧問先の企業に作る物なのか、役所に作る物なのか、ケイレツ元の大手ゼネコンに作るのか、それってアクセスで作るの?オラクルで作るの?ノーツみたいなデータベース?それともHTMLとかWEBベースのものなの?PDMを理解することは難しいです。

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